「幸せよ私」
と、ブリジッタ。
「良かった。キミをプレゼントしたカイがあったよ。」
「あげたのーっ!?」
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自分の恋人をプレゼントするなんて!
サンタクロースは気前が良いのさ。
いや、三角関係でもなく、
サンタクロースとブリジッタは内緒でつきあっていたので。
そしたら、今のご主人に告白されたとのこと。
「相手はまじめで純情な青年だ。こっちは当時40だ。譲るだろう!」
「譲らないよ!」

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「わかる?譲られちゃった女の気持ち」
サンタは、ブリジッタの顔を見て、間違いに気づきます。
でも、幸せで結局よかったじゃないか。
「この人はサンタさんとだって幸せになったわ!そういう人よ!」
「そうなっていたら、主人はきっと、年下の可愛い子と結婚したでしょうね。失恋を糧にして。」

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「主人に話したら、了解してくれたの。今日はお仕事手伝うわ。」
「男の子たちは大喜びだ!」
「でも小さい子だっているんだろ」
「この子宝をくれたのはサンタさんみたいなもんだから、一晩くらいはボクが世話するって。二人なら80件は回れてよ」
「あなたの分のごちそうの支度はすんだ?
七面鳥は?パイもプディングも昔みたいに全部作ってあげるから楽しみにしててね。」
「それはうれしい。でも、もうサンタはやめたんだよ。」
「ニコラ・・・。」