ペロは、アンドレに、
「作戦だ。槍が突っ込んできたら、オマエは体で受け止めろ。しばらく死なずに槍が抜けないように押さえてるんだ。その隙に俺がこの剣でかっこよく」
「えーっ！」
慌てるシャルル。
やめてよボクのために！そんなことなら、ボクが盾になるよ！
シャルルは皆の前に立ちはだかりました。
ペロは、ほう。とシャルルが自発的に動いたことににやりとしました。
フローラ姫は、「公爵様！その勇気だけで十分です。私があなたの盾になります。」
と、姫がシャルルの前に立ちました。
王様は、「ならばワシこそ盾になる！孫娘とその婿は死んでも殺させんぞ」
と姫の前に立ちました。
「大臣め～！！」
大臣は、「いいよ、判りました！なんで俺がいつも悪者なんだよ。」
とふてくされています。
門番は、「子供に人徳でまけるなよ」
と、大臣を軽く諭します。
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